■持ち運べるゲーミングノートをお探しの方。
■ROG Flow X13 GV302XVについて詳しく知りたい方。
■ノートPCとタブレット両方欲しい方。
主に上記の方に向けて記事を作成しております。
ASUS Storeにて販売されておりますROG Flow X13 GV302XV-R9R4060を自宅にて使用させていただきましたので、感想や評価も含めてレビューさせていただければと思います。
13.4型RTX4060搭載のゲーミングノートパソコンです。最薄部16.75mm、重さ約1.35キロなので、自宅でも外出先でも場所を選ばずゲームを楽しめます。いわゆる2in1PCだからタブレットとしても使えます。
目次
ROG Flow X13 GV302XVについて!
まずは簡単にROG Flow X13 GV302XVについて簡単にお話させていただきますと、13.4型のゲーミングノートパソコンになります。ディスプレイが360°回転するタイプの2in1なので、タブレットとしてもノートパソコンとしてもお使いいただけます。
RTX4060搭載しているので、MMORPGやFPSなど多くのネットゲームを楽しむ事が可能です。最薄部16.75mm、重さ約1.35キロと軽くカバンにも収納しやすいので、ご自宅だけでなく持ち運んで友人や知人と一緒にゲームを楽しんだりすることも可能です。
梱包をチェック!
購入以前に梱包を気にされる方は少ないと思いますが、PC購入後は基本的に宅配便で自宅に届きます。「しっかりと梱包されているのか?」などチェックしましょう。
ASUS Storeの送料は全国一律770円(税込)と他メーカーが1500円~3000円が多い中かなり安めです。沖縄や離島にお住みの方も同様に770円で済みますので、送料が気になる方もチェックしてみていただければと思います。
ダンボールから本体の入っている箱を取り出してみました。四方を発泡スチロールなどの緩衝材でしっかりと挟んで、ダンボールに収納されているので、移動中の揺れは最小限に抑えられています。
化粧箱はゲーミングらしくというと誤解があるかもしれませんが、中央がレインボーに光っている感じでカッコいいです。
箱を開けると、ノートPCが目の前に大きく広がります。この機種専用の窪みというと、大袈裟ですが大きさに合わせた窪みになっているので、ピッタリと収まりこちらでも揺れは最小限に抑えられるかと思います。
外観について!
スペックや機能も大事ですが、スマホに例えるとわかりやすいですが、iPhoneがなぜ人気なのと同じようにデザインやカラーを購入の決め手にする人も最近は少なくないです。
PCは毎日使うという人も多いので、デザインやカラーが好みの機種は見るだけでもモチベーションにも影響しますし、見た目にもこだわりたい人が多いのも納得です。
ディスプレイが360度回転するフリップタイプ
ROG Flow X13 GV302XVはゲーミングとしては大変珍しくディスプレイが360度回転するフリップタイプいわゆる2in1タイプになっています。2in1タイプでグラボを搭載している機種は今までもありましたが、ゲーミングという括りで考えると初かもしれません。
画像はスタンドモードになります。スタンドモードはソファーなどに座ってゆったり動画を見たり、新幹線・飛行機のテーブルでも使用できるので、旅行やビジネスのアイテムとして持ち運んで使うこともでき便利です。
個人的なおすすめの使い方は、リラックスした状態で椅子などによりかかりながら、上記のようなコントローラーを使いゲームする感じですね。
よりリラックスした感じでゲームを楽しみたい方は、以前レビューさせていただいたROG Allyもオススメです。手で持ってプレイすることも出来ますし、モニタやコントローラーを繋げて遊んだりとゲームに特化して楽しむことが出来ます。
テントモードになります。上画像だけを見ると、必要なシーンを思い浮かべるのは難しいかもしれません。意外な事に4つのモードの中で設置面積が最も小さいです。
ゲーミング用途で考えると、設置しづらい場所でゲームをすることは少ないと推測されますので、使う場所や用途などスタンドモードと被る部分もおおいのかもしれまん。
しかし普段の生活であれば掃除をしながら、キッチンでレシピを確認しつつ料理をしたりなど使える場面は少なくありません。生活を変えるというと大げさかもしれませんが、購入後の満足度に大きく影響するモードかもしれませんね。
テントモードの時にキーボードを使いたい、という方はいないと思うので、需要は少ないかもしれませんが、キーボードの面の画像も掲載させていただきました。
ヒンジが回転するタイプのPCなので上記画像のように180度フルフラットにすることも可能です。特に使うシーンは思い浮かびませんが、日常的に使用していると便利なシーンが見つかるかもしれません。
もちろんタブレットとして使う事も出来ます。スマホと同様にパソコンだけど、画面を指でタッチして直感的に4つのどのモードでも使うことが出来ます。
普段スマホを使い慣れているというのもあると思いますが、これ本当に便利なんです。ゲームもスマホゲームくらいであればマウスを使うより指での操作の方が楽な場面も多いですし、普段使いでも便利な場面が沢山あります。
左右のポート類について!
購入前にポート類まで気になる方は少ないかもしれませんが、購入後に必要な分が足りてなかった・・・とならないためにもチェックをしておくことをオススメします。
ポート類は左右合わせて下記になります。
ROG XG Mobileインターフェース:搭載、外部ディスプレイ出力:HDMI×1
USBポート:USB4 (Type-C) ×1、USB3.2 (Type-C/Gen2) ×1、USB3.2 (Type-A/Gen2)×1
カードリーダー:microSDXCメモリーカード、microSDHCメモリーカード、microSDメモリーカード
オーディオ:マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1ROG XG Mobile接続用インターフェースのカバーをはずすとUSB3.2 Gen2 (Type-C)
ROGの文字が書かれているカバーを外すとROG XG Mobile接続用インターフェースがあります。
ROG XG Mobileを簡単に説明するとRTX4090を搭載した外付けのGPUです。ROG Flow X13 GV302XVはRTX4060を搭載しているので、2023年7月現在スペック不足を感じる場面は非常に少ないと思います。
本格的にFPSをプレイしたくなった方や、将来的により良い環境でゲームを楽しみたいという方はROG XG Mobileが必要になる場面がもしかしたら出てくるかもしれません。
当サイトでは展示会レビューという形ではありますが、下記記事にてROG XG Mobileについて参考画像や簡単な説明などさせていただいております。
キーボードについて!
購入前にはそれほど気にならないキーボードですが、直接手で触れる部分でもあり、購入後の満足度にも実はかなり影響します。
女性の方は自分の手が見る機会が一番多いからこそ、ネイルに力を入れているし、気分やテンションも上がるという人も少なくないそうなので、そういう意味でも見る機会の多いキーボードは侮れないかもしれませんね。
右半分を拡大しました。13.4型なのでテンキーは搭載されていません。ゲーミングPCとして考えると、数字入力を頻繁にする場面は想像しずらいので、テンキーが無くても特に問題は無いと思います。
ゲーム以外の用途としてエクセルなどを使って作業をするという方であれば、外付けのテンキーの購入を考えるのも一つの手かもしれません。
左半分を拡大しました。右半分に比べると需要度は下がるかもしれませんが、キー配列などに癖が無いかなどもチェックしておくと購入後も違和感なく使えるかもしれません。
タッチパッドになります。本機は直接画面をタッチすることでも操作することができます。ゲーム目的で購入する人も多いという事も考えると、マウスもしくは画面に直接タッチすることで操作すると思うので、タッチパッドが活躍できる場面は少ないかもしれません。
本体とACアダプターの重量を計測しました!
PCの重量は販売サイトに記載されています。1.4キロという結果になりました。重さは構成により多少変わります。また小数点第一位までしか計れない機器を使用していることもあり、掲載されている重さとズレることもありますので、ご理解いただければと思います。
販売サイトには約1.35キロと記載されていたので、構成によっても重さは若干変わりますし、実際に測ってみた結果と同等と考えて良さそうです。
次にコードを計ってみた結果96.5グラムという結果になりました。
次にACアダプターを計測したところ378.5グラムになりました。
コードとACアダプターを合わせた重さは475グラムになりました。本体とACアダプターの重さを合計しても2キロ未満なので、ビジネス鞄やバッグにこれらを収納して持ち運んでも、それほど負担にならない重さと言えると思います。
ゲーミングノートPCを「日常的に持ち運びたい」と考えている人は少ないと思います。友達と一緒に遊びたい時やゲームの大会、出張や旅行など、「毎日ではないけど、それなりに持ち運ぶ機会がありそう。」という方に特にオススメできるパソコンです。
CPU性能について!
CINEBENCH R23を使って、CPU性能を測定しました。AMD Ryzen™ 9 7940HS プロセッサーを搭載されているということもあり、数値は優秀と感じました。
CINEBENCHはパソコン業界で有名なベンチマークソフトで業界標準といっても過言ではないそうです。比較検討の際に参考にしていただければと思います。
ゲーミング目線で見た場合一番大事なのはグラボ性能ではありますが、タイトルによってはCPU依存というと大げさですが、CPUの性能の良し悪しでゲームタイトルのベンチマーク数値など変わる場合もありますので、参考にしていただければと思います。
ストレージベンチマークソフトの測定結果!
「CrystalDiskMark」を使用して読み取りテスト,書き込みテストをおこないました。ストレージはSSDなのでHDDに比べて読み込みや書き込みの速度が速くなっています。
近年はストレージにHDDのみを搭載している機種は非常に少なくなりました。読み書きの速度不満を感じる方は極わずかに感じます。とはいえ製品によってSSDでも読み書きの速度は異なります。
読み書きの速度によって他プレイヤーと比べて有利不利になるタイトルは近年では非常に少なくなりましたが、自分が遊んでいるゲームが必ずしも当てはまるとは限らないので、気になる方はこちらも参考にしていただければと思います。
ゲーム関連ベンチマークスコア(ドラクエ10)
ファイナルファンタジーシリーズに勝るとも劣らないRPGドラゴンクエスト10でベンチマークスコアを測定いたしました。最高、フルHDでのスコアは「18092」「はぐれメタル級」となり「すごく快適」に遊べるという結果になりました。
ドラクエ10の推奨環境は高くないので、今回は最高品質のみの測定とさせていただきました。ゲームを普段しない人でも知っている人気タイトルなので、比較検討しやすいと思います。
FF14のベンチマークスコア
日本で一番有名なタイトルと言うだけでなく、ベンチマークと言えばFF14というくらい参考にして比べる人が多いです。掲載している個人サイトや販売サイトなど実に多くの方に使われているので、比べる際に最も役立ちます。
1920×1080(フルHD)最高品質でのスコアになります。14187という結果になりました。公式サイトではスコア7000以上で非常に快適に遊べると掲載されています。
本機のディスプレイの最高解像度は2560×1600なので、そちらでも最高品質で計測してみたところ10059という結果になりました。
これだけのスコアが出れば2560×1600の解像度でのプレイも快適に出来そうです。とはいえ複数のPTプレイ時など負荷が多くなる場面などでは、気を付けてチェックしてみることをオススメします。
PSO2 ニュージェネシス (PSO2NGS)のベンチマークスコア
PSO2ニュージェネシス (PSO2NGS)のベンチマークスコアを測定したところ25758という結果になりました。快適に動作すると記載もされていますし、問題なく遊べそうです。
ブループロトコルのベンチマーク数値
6月14日に正式サービスがスタートしたばかりの最新国産MMORPGブループロトコルのベンチマークを実施しました。解像度1920×1080(フルHD)でのスコアは11336という結果になりました。
ブルプロはスコア10,000以上で極めて快適に遊べると公式サイトにも記載されています。最新のMMORPGでも本機であれば快適に楽しむことが出来るスコアが出ているのは安心できますね。
次は解像度2560×1600にて測定しました。スコアは7544という結果になり、「やや快適」との評価でした。PTプレイや大規模戦闘などを考えると、フルHDでのプレイの方がストレスなく遊べる可能性が高いです。
ブループロトコルはサービスが開始した直後ということや久しぶりの国産のMMORPGということもあり、注目度が非常に高いです。先日運営側からの発表では累計プレイヤー数60万人、同時接続数20万人以上を記録とのこと。
PCのみで同時接続20万人は凄いですね。MMORPGはFF14がダントツで人気でしたが、今後次第ではライバルと呼べるような存在になるかもしれませんね。
スペック詳細と価格について!
OS | Windows 11 Home (64bit) |
CPU | CPU名:AMD Ryzen™ 9 7940HS 8コア/16スレッド・プロセッサー + Radeon™ グラフィックス 動作周波数 (標準/最大):4.0GHz/5.2GHz キャッシュメモリ:3次キャッシュ 16MB |
メモリ | 標準/最大:16GB/16GB 仕様:LPDDR5-6400 スロット:オンボードメモリのみ |
ディスプレイ | ディスプレイ:13.4型ワイドTFTカラー液晶 表面仕様:グレア 解像度:2,560×1,600ドット (165Hz) タッチパネル:搭載 外部ディスプレイ出力:最大7,680×4,320ドット |
グラフィックス | NVIDIA® GeForce RTX™ 4060 Laptop GPU (NVIDIA® Optimus™ Technology対応) ビデオメモリ:8GB |
カラー | オフブラック |
ストレージ | SSD:1TB (PCI Express 4.0 x4接続) |
ワイヤレス |
無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6E)
Bluetooth® 機能:Bluetooth® 5.1 |
カメラ |
207万画素赤外線(IR)カメラ内蔵
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サウンド |
サウンド規格:ハイ・デフィニション・オーディオ準拠
スピーカー:ステレオスピーカー内蔵 (1W×2) マイク:3D アレイマイク内蔵 |
サイズ | 幅299.4mm×奥行き212.9mm×高さ16.75~18.75mm |
質量 | 約1.35kg |
バッテリー駆動時間 | 約10.7時間 |
主な添付品 | ACアダプター、製品マニュアル、製品保証書 |
保証 | 本体:購入日より12ヵ月間のインターナショナル保証+購入日より12ヵ月間のASUSのあんしん保証(日本国内保証・要登録) バッテリーおよびACアダプター:購入日より12ヵ月間の日本国内保証 |
価格 | 319,800円(税込)7月7日現在 ※最新の価格はASUS Storeでチェック! もっと詳しくROG Flow X13 GV302XV-R9R4060を見てみる! |